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Channel: ビル設備管理・電気主任技術者の仕事|丸山Jobs
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カスタム フレキシブルクランプメーターCFL-02R

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なぜフレキシブルクランプメーターを私が購入したかというと変圧器地絡が
継続発生したら変圧器二次側回路⇒各階EPS子回路とI0を調べていくの
ですがいくつか80mmのリーククランプメーターでは入らない箇所があるの
です。もちろんリーククランプメーターではないのでこれでI0を日常的に
測定管理するわけではありません。地絡が継続発生してる状態はたいて
い200~300mAのI0が流れたままの状態で0なのかそういう値の電流が
流れているのかを知る目的
で今回購入しました。AとBの回路がありどちら
のMCBに高いI0が発生してるのか不明だと両回路に接続される全テナント
内分電盤主幹でI0測定が必要です。でもAの回路が5mAでBの回路が300
mAも違いがあるならこれでも違いはわかりますからそういう個人的使い方
です。漏電調査の手間をより減らしたいのです。カスタムのフレキシブル
クランプメーターCFL-02Rは余計な機能をすべてなしにして電流測定機能
だけで約2万円で販売しています。(実売16000円)この程度なら私でも
買えます。センサーコイルの計は170mm位あるのでこれならどこでも3本
挟めますね。(I0測定ですからすべての配線を挟みます)

片側のセンサーコイルが外れる様になっていてこれを配線に通して測定を
行います。

LEDランプが正面にありました。いろんな現場を管理する保安協会や電気
管理技術者ではないのでビルの選任電気主任技術者ならフレキシブルク
ランプメーターCFL-02R程度の機能があれば十分です。

今家で測定する物がないので分電盤主幹1本を測定しましたが3.34A
でした少数第二位まで表示されるならI0があるかないか程度ならわかる
はずです。だから本来リーククランプメーターで150mAがこれで250mA
と表示されても問題ありません。(250mAなら0.25A表示となる)漏電が
ないならEPSでは通常10~20mA程度ですからこの測定器では0となりま
す。前述した様に1mAを基準とするI0管理にはこの測定器は使えません。
10mA以下は認識できないからです。本来はクランプで挟めない施工状態
の配線負荷電流を測定する測定器。ですから説明書には配線を2本以上
挟むと測定できないとあります。複数挟んで危険という意味ではなく漏電
がありΣI=0が成立しない場合
、測定可能ならば値が表示されます。来年
いずれ実線で使う時がくるでしょうが楽しみです。3.34Aの上の表示は周
波数で40Hzから10KHzまで測定できるとの事です。

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変圧器地絡が発生したら絶縁バリアーを撤去して変圧器二次側のどの
回路で漏電が発生しているのか?それが電気主任の最初の行動です。

電気室からEPS送りのケーブルはI0で通常5~20mA程度これがいきなり
300mAも測定された回路のどこかで漏電が発生しています。仮にそれが
R2という回路とします。この時は左が2.9mAで右が419mAとこれほど違
いがあるので誰が見てもわかるでしょう。419mAなら0.4AですからCFL
-02Rでも検出可能な電流値です。逆に2.9mAは測定できず0表示です。

R2回路の受側EPSでI0を測定して更に漏電テナントを絞ります。少し角度をつ
けて入れたらこの程度は入ります。隙間があると指示値が異状に上昇するの
で中に入れたクランプ先端に確実に隙間がない事を確認します。

ここはなんとか入れられるけど測定業務をしてる人でないと無理に挿入したら
クランプ先端の樹脂を割る可能性大です。電気室から漏電を追って仮に上か
下のMCB回路のどちらかという時です。ここはまだ80mmのクランプを入れられ
るけど物理的に絶対に無理なポイントがいくつか存在するのです。そういう時
に今回購入したフレキシブルクランプメーターを使用したいのです。測定ポイ
ント店舗数が減らせるだけで漏電調査業務は迅速にできます。営業中の店舗
に入るのは何かと気が引けるのでできるだけ最小限にします。漏電が継続し
て地絡警報が変圧器で発生した状態の回路は主幹MCB⇒子回路MCB回路
です。ELB回路は30mAで切れるので地絡警報は変圧器では出ません。この
当たりは私のBlogの読者ならすでにわかってるはずです。



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この方の特集をYouTUbeで見てガチな努力家で教えられる事がたくさんあり
ました。途中まで仕上げていた色鉛筆画ですが今回はこれで完成にしました。

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